エホバの証人(現役→自然消滅?)ですが、何か!?


by what-tower

われわれはどこから来てどこへ行くのか③

1200年頃のドイツ。

むなしさを感じながらも、
戦い続ける自分。

出て行ってしまった妻。

自分はただじっと、
彼女が出て行くのを見守った。


だいぶ期間が空いてしまいましたが、
「われわれはどこから来てどこへ行くのか②」
の続きです。

――――――――――――――――――――――――――――――――――

セラピストは、
その人生の先へボクを誘導した。

“では、その後の人生の重要な時期に行って下さい。
 何が見えてきますか?”


「かなりの田舎です。
 景色は綺麗で、畑があり、水辺があります。
 小さな小屋に自分は住んでいます。」


“誰かと一緒ですか?”

「いえ、一人です。」

“自分は何歳くらいですか?”

「50代後半です。」

“そこで何をしているのですか?”

「何をするでもなく、ただ一人で暮らしています。
 もちろん、畑を耕したりはしています。
 誰とも会いません。」


“何を考えていますか?”

「前と同じことです。
 けれども、今はもう人々の争いとは無縁の生活をしていますから、
 平安ではあります。」


“それでは、その人生の最後の時の直前に行きましょう。
 あなたはどこにいますか?”


「同じ小屋の中です。
 ツルや枝を編んだ寝心地の悪いベットに横たわって、
 頭の上の四角い窓から漏れる明かりをただ見ています。
 昼間です。」


“あなたは何歳くらいですか。”

「60代半ばです。」

“では少しして、あなたの体に変化が訪れます。
 それは、死という変化です。
 あなたの魂は肉体を脱ぎ捨て、あなたの体を上から見下ろします。
 この人生は、どんな人生でしたか?何か感想はありますか?”


「戦いはむなしいということを、嫌というほど味わいました。
 また、もっと上手に人を愛したかった、そう思います。
 自分は信念を貫いて、美学を持ってやっていた。
 だからこそ信頼して付いてきてくれる部下もいた。
 けれど、最後は結局一人になり、
 一体、自分の人生はなんだったんだろう、
 そういう虚しさが残りました。」


“ではもっと上に上がって下さい。
 過去の自分と、今の自分を並べて比較することができます。
 どうして、今の自分を選んだのか何か関わりはありますか?”


「この国(日本)は戦いのない国です。
 なので、選びました。
 そのことに非常に満足しています。

 また生活の中でも、
 今度はもっとうまく人と仲良くやっていこうと思っています。

 自分の信念はあれど、
 相手も認めて、折り合いをつけてやればいいのです。
 もっと人を愛したいと思います。」


“過去の自分を見習いたいと思う部分はありますか?”

「過去の自分は、優しい人でもありました。
 ハンセン病などで家族から捨てられ、のたれ死んで行く人を見てから、
 そういう人たちが人間らしい生活をし、人間らしい死を迎えられるように、
 施設を作りました。それなりに権力がありましたから。

 ただ田舎に引っ込んでからは、人と関わっていませんから、
 その施設がその後どうなったかは知りません。
 気がかりではありましたが。」


“そうですか。
 では、今の人生でも、
 ボランティア的なことをしたいということですね。”


「そういうことですね。
 人のためになることを、
 何かしたいと、形にしたいと思います。」


“では、ゆっくりと現在の自分に戻ってきましょうか。”

――――――――――――――――――――――――――――――――――

午前午後をかけたセッションは終わった。

いろんなことの意味が繋がったように思えた。
ありとあらゆることが腑に落ちた。


たとえば、高校の時に柔道の授業があった。
もちろん当時はJWだからということで参加しなかった。
オリンピック柔道日本代表の強化選手歴を持つ先生の、
補習という名の「シゴキ」は流血するほど半端なかったが、
全く苦に思わなかった。

今考えると「エホバが〜」とかは関係なく、
「不戦」そのものにカタルシスを感じていた。


約800年前、自分の元を去って行った妻とは、
今生また再会し、今度は逆にボクが彼女に別れを告げている。
それすらも、お互いの魂の約束だったのだろうか。

もっとも、JWだからこそ出会った彼女だから、
この出会いと別れがバラスを取るための魂の約束であるなら、
今生、JWになるということも織り込み済みだった、
ということになる。


同じ魂が何度も生まれ変わる前世や、
次の人生の生き方を選択するような、
肉体以外の世界があるというのか。


「われわれはどこから来てどこへ行くのか④」
へ続きます。
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Commented by てなもんや at 2009-10-11 23:53 x
だんだんと 続きが 楽しみになってまいりました
どうなって いくんですかねー
たぶん ワッタワちゃんの 思うままに流れて
いくのではないですか
ローアンド ロー ローアンド ロー
振り返るな ローw
Commented by sumire at 2009-10-12 16:36 x
本で読んで通りだ、と思いました。聖書を教えていただくようになってから、死後世界やスピリチュアルの本を抵抗なく読むようになりました。まだどう考えてよいのかわかりませんが、とりあえず前向きに受取ることにしています。
ものみの塔研究は、今、「地上での永遠の命」で、ちょっと難しめです。オリゲネスや、アウグスティヌスや、プラトンが出てきて華やかな印象です。ミルトンもニュートンも出てきます。1914年も「終わりの時」の始まりです。今の私の立場からは、一つの考え方だと受け取っています。
Commented by ペパミント at 2009-10-14 10:25 x
初めまして♪二か月前くらいにワッタワさんのブログを見つけ全部読みました。私も元JW2世で数年間正規をしてました。先月断絶しました。ワッタワさんは多くのJWから慕われてるみたいですね。私は不器用なのでJW内で敵が多かったです(笑)
Commented by ローリン at 2009-10-15 21:25 x
お懐かしいみなさま、こんばんわ~


故郷のメルヘン界から帰ってまいりました。ぴゅ~ん

ちょっとだけ人間界に滞在しますので、
ブログを始めました。

よかったら覗いてみてください。


えっと、
ところで私はブリサリアンになろうかと思ってますよ。
食糧備蓄しなくてすむから。

では、またね♪ ぴゅ~ん
Commented by テキトー at 2009-10-16 00:29 x
この物語、なんだかグラディエーターのイメージしか出てきません。かっこよすぎます。
BGMはKelly Sweet版「Now We Are Free」です。
臨終間際のシーンで流してください。


ヒプノセラピー、自分には一つの心配が・・・
せっかくセラピーを受けてるのに「ワン! ワンワワン!」しか言わなかったらどうしようw
Commented by ほっしぃ at 2009-10-16 23:29 x
なんだかすごいです。鳥肌立ちました! 前世とか知れるものなら知ってみたいです。私がJWと関わることも決まってたのかな。JWだからこそ逢った大好きな彼との別れも仕方なかったのかな。 過去を悔やんでばかりだから そのすべてにはちゃんと意味があるんだよ!って分かれば少しはすっきりするのかもなぁと思いました。
Commented by what-tower at 2009-10-19 00:32
てなもんやさま

まだまだっ!これからが面白くなりますよ!
楽しみにして下さいね。

>ローアンド ロー ローアンド ロー
>振り返るな ローw

実はこの曲のタイトルが出なくて!少し前に、なんだっけ、と考えてたんです!本当に!

漢の舟歌

でしたっけ?違いますか?
Commented by what-tower at 2009-10-19 00:35
sumireさま

>まだどう考えてよいのかわかりませんが、とりあえず前向きに受取ることにしています。

あ、それいいですね。
とにかく何でも、調べてみると立体的に見えてきますね。

ボクは協会の使う、終わりの時、という言葉はあまり好きではないです。
すご〜くネガティブな感じだから。
Commented by what-tower at 2009-10-19 00:37
ペパミントさま

はじめまして!読んで下さってありがとうございます!
断絶なさったんですね。色々と苦労もなさったことと思います。
傷を癒して、羽ばたいて下さいね!応援しています。

ボクは、今は、反逆者として恨まれてますよ。
あの組織の中での友情なんて、ハリボテみたいなものです。
Commented by what-tower at 2009-10-19 00:39
ローリンさま

ブログはじめたのですね。
覚醒の過程を知る者として、ブログの方も期待しています。
ブリサリアンですか。響きがいいですね。
元々、そんな感じでいらっしゃるので、違和感ない感じです。
Commented by what-tower at 2009-10-19 00:43
テキトーさま

自分で内容を思い出して書きながら、なんか格好良すぎない!?みたいには思いました。。。

でも、最後の孤独感といったらなかったですよ。

>せっかくセラピーを受けてるのに「ワン! ワンワワン!」しか言わなかったらどうしようw

それは大丈夫だと思いますよ。
思い込みの場合をのぞいて、ちゃんとした経験あるセラピストから受ける場合には、なんでも適当に見えるわけではないので。
Commented by what-tower at 2009-10-19 00:47
ほっしぃさま

素敵な、恋をなさっていたのですね。
別れの喪失感ってすごいけど、誰かと本気で向き合った経験は、必ずプラスに変えることができるとボクは思います。
過去生が関わっているかどうかは分かりませんが、この人生を彩る一つの出来事として、後で素敵な思い出として振り返ることができるといいですね。
Commented by てなもんや at 2009-10-20 20:57 x
ワッタワチャン 女の子はいつまでも「謎」だぞー
ちょっとだけ 先輩から 送る歌

<黒の舟唄>


                作詞  能吉利人  
        (野坂昭如)
               作曲  桜井 順 


男と女のあいだには
ふかくて暗い河がある
誰も渡れぬ河なれど
エンヤコラ今夜も舟を出す
ROW & ROW, ROW & ROW
ふりかえるな ROW ROW


おまえが十七おれ十九
忘れもしないこの河に
ふたりの星のひとかけら
ながして泣いた夜もある
ROW & ROW, ROW & ROW
ふりかえるな ROW ROW


あれからいくとせ漕ぎつづけ
大波小波ゆれゆられ
極楽見えたこともある
地獄が見えたこともある
ROW & ROW, ROW & ROW
ふりかえるな ROW ROW


たとえば男はあほう鳥
たとえば女はわすれ貝
まっかな潮が満ちるとき
失したものを想い出す
ROW & ROW, ROW & ROW
ふりかえるな ROW ROW
Commented by at 2009-10-20 20:58 x
<黒の舟唄>

続き↓


おまえとおれとのあいだには
ふかくて暗い河がある
それでもやっぱり逢いたくて
エンヤコラ今夜も舟を出す
ROW & ROW, ROW & ROW
ふりかえるな ROW ROW


ROW & ROW, ROW & ROW
ふりかえるな ROW ROW
Commented at 2009-10-21 18:21 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by what-tower at 2009-10-21 21:27
てなもんやさま

ありがとうございます!

しかも、男の舟歌ぢゃなくて、
黒の舟唄だったんですね!

でも、ちょっと近かったでしょ!?!?ww

今、ずっとこの書き込みしてもらった歌詞をみながら、
歌ってます〜。

男〜と女〜のあいだ〜には〜♪
ふか〜くて暗〜い河がある〜♪

ぃや〜

いぃ唄ですな。

カラオケのレパートリーに加えようっと。
Commented by what-tower at 2009-10-21 21:37
ななしさま☆

ぃえぃえ、嫌な気分にはなっていませんよ。大丈夫です。
協会の「終わり」という言葉の使い方が、陰気だなってことです。

確かに、あのDVDは残念な感じですよね。CGとか使って見栄えばかりで。
神というのは人知の及ばぬものというスタンスをとりながら、ああいったDVDによる安易で画一的な思考を形作る教育によって、人のレベルに神を引き下げている。つまり彼らの「エホバ」という神は、人によって作られた神ということですよね。人造神。
皮肉なものです。

もちろん、今も応援しています。
イエスは、叩き続けなさい。そうすれば真理を見つけることができる。とおっしゃっていますね。
神を知りたいと思っているあなたが、ただの新興宗教に捕われてそこから先の探求を辞めてしまうというのはすごく残念です。
お互いに、真実の探求者であり続けたいですね。
by what-tower | 2009-10-11 21:13 | われわれはどこから来たのか。 | Comments(17)