エホバの証人(現役→自然消滅?)ですが、何か!?


by what-tower

カオノ ナイ コドモタチ。

子どもの夢の話が出たことで、
思い出したことを書こうと思う。


長老のY兄弟のお宅に遊びに行った。
彼には、小学生低学年の息子、M君がいた。

M君はプロ野球の西武ライオンズの大ファン。
集めたカードやグッズを見せてくれた。
かなり盛り上がった。

会話の流れで、ボクはこう言った。


“じゃぁ、M君、
将来プロ野球選手になったらいいんじゃない?”


M君も嬉しそうに、

“うん!ぼくライオンズに入るよ!”

と言った。


他愛もない会話。

だがその瞬間、
近くにいた長老である父親と、母親が同時に口を開いた。

「M、そりゃダメだろ。」

「ダメよ、そんなこと言っちゃ。」


急に下を向き無表情になっていくM君。
呆然とする自分。


“いいじゃないですか、子どもの夢なんだし。”

M君の頭を撫でながら、
とっさに出た言葉。

言葉だけ読むと格好良い。
でも違う。
本当は、怒って言ってやりたかったのに!
笑いながら、冗談めかして言ってしまった。

2世としての世渡りを体で覚えてしまった性、
この時ほど悔やんだことはないかもしれない。


そして本当は、抱きしめてあげたかった。
彼がその瞬間に、
どれだけ自分のココロを押さえつけたか、わかったから。
辛かった。

そして子供の他愛ない夢を、
ただ、真に受けて拒絶してしまう親の狭量さ。
痛すぎる。



もう一つ思い出したことがある。
10年近く前にいた会衆での書籍研究。
なんの書籍だったかは忘れた。
カタブツで知られるU兄弟が司会。

確か、ダニエルの3人の友の話だった。
そこでU兄弟は子供向けの質問を出した。


“さぁ子供たち、
 ちょっと考えてみてください。

 学校の先生が、
 あなたに国旗敬礼をするように言ってきました。

 まわりには先生とあなた以外にだれもいません。
 もちろん、お母さんもいないし、長老兄弟もいません。
 だれも見ていないんです。

 先生が、あなたに国旗敬礼をするように言ってきます。

 さぁ、どうしますか?”




だれが注解したのか、
実は覚えていない。
あまりにもあっけにとられてしまって。

ただ誰かが注解して、
U兄弟が満足そうにうなづいていたこと、
それだけは記憶にある。

この質問に何の意味があるのだろう。

こやって2世は、
どうすればこの世界で受け入れられるかを刷り込まれていくのだ。


ちなみにU兄弟は、
ボクが会衆を出るときに近づいてきてこう言った。


“兄弟は、
 人に愛される良い賜物があります。

 ただひとつ残念なのは。
 特権をとらえようという前向きな姿勢が感じられない。

 今度の会衆ではがんばって下さい。”



この言葉の真意は、
U兄弟と同じ会衆で彼を観察していたからよくわかる。


つまるところ、

もっと自分に相談しろ。
もっと自分を立てろ。

ということだ。

「どうすれば僕になれるでしょうか?」とかなんとか言いながら擦り寄れば、簡単に可愛がってもらえるだろうし、現にそうやって懐に入ったヤツもいる。



バカみたい。


ほんと!

バッカみたい!


地域大会でU兄弟に会うと、ボクのその後の“霊的成長”をほめちぎる。
内心は、自分の最後の助言が効いたと思ってるんだろうな。

ムカつく。



          「カオノ ナイ コドモタチ」
f0129849_4322771.jpg

勤め先の廊下に落ちていたストラップ。

ディズニー詳しくないので自信ないが、「プルート」だっけ?(^^ゞ

頭がなかった。

(ムカついて自分でもいだわけではないですよ。。。念のため(-_-;))


これを見て、
JWの多くの子供たちを思った。

感じることを抑えられ、
考えることを放棄させられる。


組織は表向き「そんなことはない」、
と言うだろう。

でも、
そう言われれば言われるほど、
そのギャップの狭間で苦しい。

だって、
現実が、
目の前にあるのだから。


この前、
中学にあがって、
「運動部に入るのをあきらめた」という女の子がいた。
いろな人の意見を聞いたそうだ。
彼女は快活で、運動部にいたら絶対活躍するだろうと思う。
なんせ父親が昔サッカー選手だったから。血筋がいい。
だからこそ、親も、まわりも、やめた方がいいと言ったのだろう。

どうにもならなかったかもしれないが、
もっと早く話を聞いてあげていればよかった。


彼女は、そのまま後悔せずにいけるだろうか。

もしも将来後悔することがあったとしたら、
それは全て自分で負わなければいけない。

親も、
口出しした周りの人間も、
誰も責任は取ってくれない。

「結局、自己責任だから。」
「そんな言うなら、人に左右されずやれば良かったじゃん。」

そう言われるのが関の山だろう。


だけど、
小学生に毛が生えたくらいの子供に、
あれこれ好き勝手言った挙句、
最後には「自己責任だ」なんて言うヤツの、
神経がわからない。



こんなストレスばかり溜め込んで、
ボクはいつまでJWでいられる(いさせてもらえる)んだろう。

だけど、
この組織の中での命がある限り、
ボクは最後まで戦ってやる。

せめて自分の周りには、
顔のない子供はいてほしくない。
もうこれ以上、悲劇を繰り返すのを見ているのは耐えられない。


だから、
先に取り上げたような記事には、
どうしても拒絶反応が出てしまうんだよね~。(-_-;)
[PR]
Commented at 2007-04-21 05:40 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2007-04-21 05:40 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sugar at 2007-04-21 05:44 x
そのUサソとやら・・・・。
ウチュウシュケンロンソウって意味シッテマスカ?って問いたい。

こんなおっちゃんの会衆でほんっとよく頑張られてましたね。
それだけでも試練だし迫害だわ!
ご自分が律法なおっちゃん大嫌い!
Commented by marielle at 2007-04-21 06:06 x
<この組織の中での命がある限り、
ボクは最後まで戦ってやる。>

<せめて自分の周りには、
顔のない子供はいてほしくない。
もうこれ以上、悲劇を繰り返すのを見ているのは耐えられない。>

私も、同じ。最後まで戦いたかった。

内部改革をするためには、組織の奥まで入りこんで、ある程度、信頼される立場を得る必要がある。そのためには、自分の身を守るための必要な「ウソ」を平気でつける必要もある。

これは友人が私に言った言葉。悲しいかな。よくも悪くも、私にはそれが出来なかった。

Commented by Violetta at 2007-04-21 06:23 x
ちなみに、what-towerさんのブログに私のブログのURLを貼り付けたせいか、金曜のアクセス人数が一日で132人でした。(笑)

あのブログを見てもらって「心の内部改革」に少しでも目覚めてくれる人がいれば、などと、今は思っています。

それにしてもwhat-towerさんのブログの宣伝効果は凄いですね。感謝! これからもよろしくね!(笑)

そして、こんなにコメントが多いブログだと、コメント返してるので精一杯で、記事を書く時間の余裕がないのではないですか? (笑)
Commented at 2007-04-21 06:56 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by X at 2007-04-21 12:31 x
自分のしたいことを諦める二世。それを勧める一世と、既に感覚が一世のような感覚を持った二世。結局、二世はいろんな意味で板ばさみの状態ですね。
私の会衆も中枢部に二世の兄弟方が第一線で活動しています。彼らが自分のしたい事を諦めてJWにいるのか、既に子供の頃親に自分の夢を打ち壊されてJWにいるのか、何れにしろ、長老とて子供時代をすごしているわけであり、二世の考えていることは大体分かると思います。
決定jは「自己責任」だとは思いますが、その「決定」までのプロセスが長老なり親なりの間違った「圧力」で、自分を押し殺してしまうのではないかなと思います。
Commented by X at 2007-04-21 12:32 x
その続き
二世でもある程度の年齢になれば、「本音」をぶっちゃけたくても、それを言えば長老や親から咎められると萎縮して、「模範解答」しかいえなくなるような気がします。結局二世はJWというコミュニティーに生まれたときからどっぷり浸かっているわけですから、それに反する答えは否が応でも直ぐに「NO」と頭が反応してしまいます。
でも、自分も一人の人間でしたいこともあると考えるのが普通です。親も、長老も真摯に、子供の戯言ではなくだからと頭ごなしにいきなり、聖書から引用して「どう思う?」「どうしたらいいと思う?」と聞くのではなく、一人の人間としての「意見」として耳を傾けるべきだと思います。
他愛の無い発言まで「言葉狩り」をする人は、今一度自分の発言に気をつけた方がいいと思いますね。
Commented by PW at 2007-04-21 18:58 x
あ、プルート、what-towerさんが殺ったんだと思っちゃった。ほっ。

記事、こころにしみました。(涙)

私は「夢」というのはだいたい実現可能だと思うんです。だから子供の夢を逆に押してあげると、ちゃんと将来そういう職業についていたりするもんですよね。

夢は現実の種。

だからJWのやっていることは、子供の夢をつぶすというよりも、子供の将来という現実をつぶしていることになると思ってます。

JWの罪はそろそろ天に達するところまで来てる?って時々思うんです。
Commented by サイダー at 2007-04-21 19:38 x
ここで非公開にしましたが、自分のブログで公開ました。
よろしく。
Commented by 現シスターM at 2007-04-23 02:13 x
ありのままの自分でいていいんだよって、子供たちに伝えてあげたい。

JWの中で闘う気持ち(自分も含め)を抱き続けるのは大変なことですよね。
私はもう主宰や巡回Bとガチガチな関係っすよ(笑)。姉妹にできることって少ないんだもん‥(涙)。

what-towerさんの周囲の二世達が自由に個性を出せるように、今まで通り頑張ってください。
おもしろいおっちゃんになってくださいな♪
Commented by what-tower at 2007-04-24 01:24
>非公開♡さま
すごい!話にしんみりしました。。。
どうぞ、ありのままのあなたであり続けてくださいね。
限りなく応援いたします。
Commented by what-tower at 2007-04-24 01:26
>sugarさま
ありがとう。自分でもよくやったなと思います。
でも、今までいくつか会衆を渡りましたが、どこにいってもいるんですよね。こういう奴。

お互いがんばりましょう!
Commented by what-tower at 2007-04-24 01:29
>marielleさま
>内部改革をするためには、組織の奥まで入りこんで、ある程度、信頼される立場を得る必要がある。そのためには、自分の身を守るための必要な「ウソ」を平気でつける必要もある。

なるほど。
でも、なかなか難しいですよね。
必ず壁にぶちあたります。それも途方も無い大きな壁に。

ボクも、基本的に内部改革は無理と思っています。
身の回りから行動しても、改革と呼べるようなムーブメントは無理でしょうね。必ずゆり戻しがきますし。
Commented by what-tower at 2007-04-24 01:37
>Violettaさま
>こんなにコメントが多いブログだと、コメント返してるので精一杯で、記事を書く時間の余裕がないのではないですか? (笑)

これに関しては、反論致します。
コメントがいらなければ、コメント不可にしていると思います。
実際、コメントをいただいて、すごく嬉しくなったり考えさせられたりしています。
ただ自分が言いたいことを言うためにブログを始めたわけではなく、少しでも、同じような思いを持つ仲間と(組織の内外問わず)気持ちを共有できたらと思ってはじめたものですので、コメントは大歓迎です。
また、いただくコメントは記事に幅を持たせるものになりますので、読み手が客観的に判断する助けになります。然るに、コメントがあって初めて記事が完成すると考えています。
コメントが多いとも少ないとも思っていません。ここを訪れて下さる方のブログでは、いつも20以上はほぼ必ずコメントがあるような方もいらっしゃいます。
また、PWさんのブログでは、コメントよりもそれに対してのPWさんのレスの方が長いということが度々あり、すごいなぁと思っています。
みなさまのコメントには本当に感謝しています。ありがとうございます。
Commented by what-tower at 2007-04-24 01:39
>しず~さま
非公開コメント、さらにご自身のブログで公開されていますが、お互いに、苦しい胸中ですががんばりましょうね。
どうぞ、お子さんを守ってあげてください。
いつか子供が、そういう母親を持ったことに本当に感謝するときが来るはずですから。。。
Commented by what-tower at 2007-04-24 01:44
>Xさま
をを、お兄さんは嬉しいぞ!www
いつも冷静で的確なコメントを返すXさんが、今回は、熱いい魂の叫びですヨ!
感動しました。

>一人の人間としての「意見」として耳を傾けるべきだと思います。
>他愛の無い発言まで「言葉狩り」をする人は、今一度自分の発言に気をつけた方がいいと思いますね。

普通に考えりゃわかるんですけどね。
正義!と思っていると、もう、何も目にも耳にも入らないんでしょうね。

そうやって、「模範解答」を覚えていく2世がまた増えていくのですね。。。
Commented by what-tower at 2007-04-24 01:49
>PWさま
>あ、プルート、what-towerさんが殺ったんだと思っちゃった。ほっ。

だから、やってないですってばwww
追い詰められた新聞記者じゃないんですから。


>記事、こころにしみました。(涙)

そういっていただけて嬉しいです。

>JWの罪はそろそろ天に達するところまで来てる?って時々思うんです。

同感致します。
いくら、戦争参加していないと言っても、懲らしめという名の児童虐待を容認し(基本的に、末端信者の行き過ぎという言い訳)、子供の心を殺し、Etc、どうなるんでしょ、この組織。
Commented by what-tower at 2007-04-24 01:53
>現シスターMさま

>JWの中で闘う気持ち(自分も含め)を抱き続けるのは大変なことですよね。
>私はもう主宰や巡回Bとガチガチな関係っすよ(笑)。姉妹にできることって少ないんだもん‥(涙)。

あちゃ。
そう、闘うの大変。だからみんな、黙って、会衆では本音を出さなくなっていくんですね。諦めて。
特に姉妹たちは、無力さを感じることもありますよね。変に動くと、お局様にいびられるし。
でも、そういう思いを持ち続けている方は素晴らしいと思います。

おもしろいおっちゃん、なれたらいいんですけどねぇ。

闘い疲れちゃったらごめんなさい♡テヘ
Commented by yonbanme at 2007-04-24 23:40 x
 その子供の悲しそうな顔に、どうして親は心が痛まないのでしょう?それが不思議で仕方がない。「カオノナイコドモタチ」の「カオノナイオヤタチ」にぞっとしました。 
Commented by what-tower at 2007-04-25 02:00
>yonbanmeさま

ぞっとしますよね。。。
自分の思う正義を振りかざして、子供の心を追い詰めて。。。
生きる喜びを教えてあげる聖書教育の本質とかけ離れて行きますね。。。
Commented at 2007-05-04 08:22 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by what-tower at 2007-05-05 05:27
>○○~さま

あれ、ダブルポスティングですが。
でもそれだけ強烈な内容ですよね。

顔を返してあげてほしいですね。
by what-tower | 2007-04-21 05:05 | コラムなど | Comments(23)