結局JWの何が嫌いなのか。
2008年 07月 23日
感想を自分も書くと言ったので書きます。
かなり話題に遅れてますが。
自らブログを削除することで逃げ去ってしまった1世の姉妹は、
あくまでJWとしては「正しい」ことを言ってると思います。
つまり、もっともJWらしい発言をしているということです。
(ネット上でJWと公言していながら擁護派なのは謎ですが)
こういう人がこの組織の中にい続けることによって、
組織を出た人にも、これから組織を去ろうとする人にとっても、
「出てよかった」「出て正しかった」と思う材料にはなります。
それくらいの価値しかない記事だけど。
責任逃れをするやり方は、
組織の中枢も末端の成員も全部同じだなって思いました。
協会によく手紙を書くある長老が、
「この組織は絶対に謝らない」と、
ため息混じりに言ったそうです。
末端信者も同じですね。
鞭問題に関しては、
「自分の家庭ではそんな問題はなかった」
「うちの会衆ではそんなことはなかった」
「それは一部の過激な親のしたことでしょ」
そういうことを言う現役信者って多いじゃないですか。
それも一部正しいとは思うんですよ。
その人個人は、直接そういう事態に遭遇しなかったという点だけにおいては。
でも、
この組織にとどまり続けるのならば、
「それは他人のこと」「自分は違う」というのはおかしいと思う。
鞭問題に関しても、
その組織に属する個人としてそのことを真摯に受け止め、
自分はそれについてどう思い、どうしようとしているのか、
組織の中でそういう問題が二度と起きないように、
自分自身がどういった取り組みをしているか、
説明する義務があると思います。
だってそういう問題は、
自分が支えている組織の中で起きたことなのだから。
たとえ末端信者であったとしても、
伝道者として数えられ、寄付をし、
この組織の一端を担う者として、
個人としてであっても説明責任があります。
ボクの知るある現役の方は、
奉仕の時に家の人から鞭問題を指摘され、
自分がやったわけじゃないけど頭を下げて謝り、
自分がそういうことをなくす為にどう努力するか話したそうです。
その人のことは尊敬してます。
そんなこと必要なくね?というあなた。
中国人相手に、
日本兵の中国人の虐殺なんてなかったんじゃね?
だって自分はそんなの直接見たわけじゃないし。
慰安婦問題だっておかしいだろ。
見方によったら、そのままじゃ飢死したような人が、
ある意味「軍属」になったから生き延びれたってものあるんだぜ。
それにさ、オレが戦争行ったわけじゃね~んだから、
なんでそんなこと考えなきゃいけないわけ?
って言ってきて下さい。
またはアメリカ人の友人に原爆の話をした時にこう言われたらどう思いますか。
そういえば君はジャパニーズだったね。
でも言っておくけれど、
別にボクが爆撃機に乗って、
ヒロシマやナガサキにキノコ雲を作ったわけじゃない。
それに原爆を落とされるのが嫌だったら、
ニッポンはその前に戦争をやめるべきだったんだ。
それをしなかったから、アメリカは原爆を落とすしかなかったんだよ。
どんな気持ちになりますか。
上記はかなり過激な例だけれど、
常識ある人なら、事実を認めた上で、
必要な部分に関しては謝罪をし、
自分がその問題についてどう思っているか話しますよね。
それは自分がその出来事に直接関わっていなくてもです。
国民として、説明責任があります。
エホバの証人は神の王国の「国民」なんですよね?
だったら、組織としても成員個人としても、
しっかりと説明責任を果たすべきです。
問題に向き合うべきです。
それができないってことは、
結局ここは「神の王国」なんかじゃなくて、
「ただの人間の組織」ってことですよね。
挙句の果てには、
「神の組織なんだから、謝ったら神の名に傷が付くじゃないか」
という謎の反論をする組織崇拝者が出る始末。
(他の掲示板で見ました。)
こうやって長々と書いたのは、
期待を込めてではないです。
組織にはむしろこの聖句をプレゼントします。
『人々よ,何度も何度も聞け。だが,理解するな。何度も何度も見よ。だが,知識を得るな』。 この民の心を,受け入れる力のないものにし,その耳を鈍感にならせ,その目をのり付けせよ。彼らがその目で見ることのないため,その耳で聞くことのないため,また,その心が理解することのないため,彼らが実際に立ち返って自分のためにいやしを得ることのないためである」。 (イザヤ6:9-10)
自分の国民(信者)に対してすら説明責任を果たさない組織が、
これから先しっかりとそういう問題に向き合っていくことはありえないし、
末端の信者も、そういうことを真摯に考えているのは本当に一握りで、
結局そのほとんどが、例の話題になったブログの発言のように、
そういうことは個人のことで組織は関係ないと本気で思い続け、
傷付いた人の心の傷口に塩を塗りたくるんでしょうね。
「塩は消毒になるのよ」とか言いながら。
だいぶ前からブログを拝見させていただいてます。
信者ではなく、一般ピーポーですが、僭越ながらコメントさせていただきます。
最近は、無理にJWのことはどうでもいいと思っています。思おうとしています。
でも、どうしても頭から離れないことが鞭の問題です。
たぶん、僕の中で納得することはないと思うし、許すことも出来ないと思います。
あ、僕がどうとか、友達がどうとか、そういうのはないのですが。
整理が付くことはないと思いますが、何か整理をつけたくて、色々なブログを見て回ってます。
なぜ鞭を使うということになったのかわかりませんが、そのときはそれが正しいと思ってたんでしょうね。
でも、何で後から謝ったり、話し合ったり出来ないんでしょう。
たぶん、当時鞭をしていた人も、もう自分が何をしたか、きずいてるはずだし、そのことで傷ついている人も多いと思うんですよ。
インターネットの普及で、こういうことが明るみに出て、簡単にいろんなひとの意見を聞くことが出来るようになってるという現代のこの事実は、皮肉にもJWを助けようとしているようにも思えるようになってます。
それにしても…
「神の組織なんだから、謝ったら神の名に傷が付くじゃないか」
これ…神の指示は絶対だから組織は間違っていないという論理ですよね。理論と言うほどの物じゃないですが。
なんともはや…。言葉が出ません。
自分自身がどういった取り組みをしているか、
説明する義務があると思います。
だってそういう問題は、
自分が支えている組織の中で起きたことなのだから。
本当にそうですね。
結局、自分と家族に、自分の会衆に、そういう問題、被害がなければ
他の信者がそういう問題でどんなに苦しんでいても関係ない、
そういう問題はスルーしたい、って感じな
「いいとこ取り」、の利己的な擁護派現役さんが多いのではないでしょうか。
神と隣人愛でJWの道を歩んでいるというよりも、自分の「自己満足」を満たすためにJWの生き方をしている人が多いように思います。
ありがとうございます(^ω^)
はじめまして。
コメントありがとうございます。
JWではないということですが、関心を持って関わって下さっていることに、深く関わっている者として感謝します。
おっしゃるとおり、組織なり関わった者が全員それを
謝罪し、反省すれば良いのですが、
いまのところそれは、時間とともに風化させて無きものにするという作戦です。
この組織のやり方はいつもそうです。
謝罪はできません。
地球上でただ一つ唯一神から認められた組織、
という看板が重すぎるからです。
おっしゃる通り、健全な内部批判は、組織をまともにします。が、
それを許さないこの組織の進歩は期待できません。
個人的にはそう思います。
また琴線に触れる記事がもしありましたら、コメントお待ちしています。
まさにそういうことなんだと思います。
たしかポッシブルさんとこの掲示板にだいぶ前にあったコメントです。(ちょっと探したんだけどみつからず)
エホバの証人としては正しい回答で清々しいですねぇ~( ̄~ ̄)
いいとこどり、本当そうだと思います。
他は偽りの宗教だとかサタンの世だとか言いながら、自分たちのことになると、見ざる言わざる聞かざる考えざるになってしまいます。
会衆内の幼児虐待を食い止める働きをしようとした人を排斥したり、なんだかこの組織の闇はどんだけ深いんだよっ!て感じですよね。