エホバの証人(現役→自然消滅?)ですが、何か!?


by what-tower

地域大会1日目(金)潜入編②

大変お待たせしました。
地域大会潜入記の続きです。


※以前の記事で、
大会の招待ビラを求む旨を書きました。
覚えていて下さった方もいらっしゃるようですが、
結局その大会とは違う会場に行きました。


2007年夏
「キリストのあとに従いなさい!」
エホバの証人の地域大会


1日目(金曜日)潜入記②


インフォ兄弟は、
ボクを引き連れて歩きだした。
階段に差しかかったところでインフォ兄弟が口を開いた。

「2、3階席だと目が回るようなことはありませんか?」

「え?
 ・・・目が、
 回るんですか?」

(What-Towerのセリフは青色。)

なんだぁ?
アトラクションか?

「いえ、
 高いところの席ですと、
 まれに気持ち悪くなる方もおられるんです。」


「そうなんですか。。。
 たぶん平気です。」


ていうか全然平気。
あはは。

ということで階段を上がり、
ついに会場内へ。

をぉ。

インフォ兄弟が嬉しそうに言った。

「人が多いので驚かれるかもしれません。」

素直に見ると、
確かにこの人の多さ、
けれども整然とした雰囲気は、
感銘を与えるものではある。

「ちょっとここで待っていていただけますか。」

そう言うと、
インフォ兄弟が近くの案内係に声をかけている。

ボクは周りをきょろきょろ。
知った人間がいないことを確認。

しばらくしてインフォ兄弟が戻ってきて、
案内係の兄弟2人の席の隣り(通路から3席目)に通してくれた。

「では、
 私はここで失礼します。」


インフォ兄弟お疲れ様でした。


隣の案内係の兄弟2人が並んで座っている席には、
最初は1人(A兄弟)だけしかいませんでした。
(もう一人はどこかの案内の自発奉仕で席を外していた。)

A兄弟が話を切り出します。
「今日はどうしていらっしゃったのですか?」

どうしてって。。。
パンフレットを見せて、
「これを見て」と答える。


その後。。。


会話が続かない。。。


しばらく沈黙の時間が続きます。
線の細い寡黙なA兄弟。

あんまりこっちからべらべらしゃべると疑われそうなので、
しばらく会場をきょろきょろ見回し、

「は~」
とか
「ほ~」

とか言って過ごしました。


そのうちに、
もう1人の兄弟(B兄弟)が帰ってきます。

B兄弟が通路側の席。
その隣の真ん中がA兄弟。
そしてその隣の通路側から3席目にWhat-Tower。

A兄弟がB兄弟に、
隣の人間がどういう者かを説明。

B兄弟は、
性格はキツそうな外見ながら、
フランクに話しかけてきました。

こちらの住所を聞いてきたので、


「○○市○○です。」


と答える。
(さっきのバッチ観察で頭に入れた住所)


「そうですか~。
 僕らは○○市△△なんですよ~。
 かなり端っこなんですけどね~。
 いちおう○○市内にしようと言って2人で探したんです。」



ほほぉ。
この2人はパートナーなんだ。

そろそろこっちから質問してみますか。


「外に看板もないし案内してくれる人もいないし、
 ほんと入りにくくて30分もうろうろしちゃったんですけど、
 いつもこういう感じなんですか?」



B兄弟がニッコリ笑って話し出す。


「そうですか。
 お昼なので人がいなかったんだと思います。
 今度はぜひ朝から来ていただければ、
 みんなここに集まりますから、
 流れに乗って入ってこれますよ。」



A兄弟がコクコク頷く。

そんなこと聞いてないってば。
入りやすくしてくれってお願いしたんですっ!


「この集まりは“イエス・キリスト”についてじゃないですか。
 いまいちよく分らないんですが、
 エホバ?の方とキリスト教は何が違うんですか?」



A兄弟がB兄弟を見る。
B兄弟が答える。


「そうですね、
 まず違うのは、
 わたしたちは、
 “旧約聖書”も、
 “新約聖書”とあわせて、
  神の言葉としているところです。」



はぁ~ぃ!?
どこからこういう思い込みが始まるのやら。
じゃぁ今ボクの手元にある「新共同訳」の中の“旧約”部分は何!?

他を非難するには、
その“他”というのがどういうものなのかを、
ある程度は正確に把握しているべきなのではないかなと思います。
ただの偏見でしょ。
こういう認識は。

現役JWながらそう思います。


「あとはイエスの立場ですね。
 教会は“三位一体”を信じています。
 ご存知ですか?“三位一体”。
 イエスを神として崇拝します。

 エホバの証人は、
 この後のお話を聞いていただければ分かりますが、
 イエスは神ではなくて、
 神であるエホバの初子なんです。
 なのでイエスを崇拝はしないんです。」



ふむ。
JW的模範解答。
よくできました。


そうこうするうちにプログラムが始まります。

隣の寡黙なA兄弟が賛美の歌の本を見せてくれました。
プログラム中も新世界訳聖書を開いてくれました。
ありがとね☆

しかし、
頭のJW回路をOFFにすると、
ほんと話がちんぷんかんぷんです。

でもこのままでは、
隣に座っているA兄弟に“良い経験”をさせてあげられません。
どうしよう。


「3:25 シンポジウム:キリストの精神をあなた方のうちに保ちなさい」
 のプログラムで、
エフェソス4:32が開かれました。

「そして、互いに親切にし、優しい同情心を示し、神がキリストによって惜しみなく許してくださったように、あなた方も互いに惜しみなく許し合いなさい。」

これです!!
このチャンスを逃す手はありません!!!

ボクは早速A兄弟に耳打ちしました。


「ぅ~ん!
 この言葉は、
 本当にいいですね!!」



寡黙なA兄弟がはにかむように笑います。

その笑顔に呼応するようにペンを探す仕草をしてみます。
でもペンがない。(本当はある。)

すると寡黙なA兄弟がすかさずペンを差し出してくれます。

こんどはどこに書こうか迷う仕草をしてみます。
でもノートがない。(本当は手帳がある。)

すると寡黙なA兄弟が、
ボクの持っているプログラムの、
「活用したいと思っているプログラムの要点」
のところを開いてくれました。

聖句の書き方も教えてくれました。

このプログラムのメモ欄、
JW人生20数年で初めて使ったかも。。。

ペンを返そうとすると、


「どうぞメモに使って下さい。」


と言われてそのまま持つことに。

でもそれ以降は、
書くことがありませんでした。


「4:25 彼らは「子羊の行くところにはどこへでも従って行く」」

この最後のプログラムが、
素人(JW回路OFF時)にとって特に難しいものでした。

「忠実で思慮深い奴隷級」。
「油注がれた者」。
「神権組織」。
・・・。


この言葉の連呼。
連呼。
連呼。
・・・。


最後の祈りになりました。
お客様らしく、
プログラム中も目を開けて、
周りを見回します。

すると、
けっこう身近にいる数人が、
目を開けてるんですよ。
しかも全員が兄弟。

これって私服のボクを、
一応警戒してのことなんでしょうか。

そういうアニュアルなのかな。

目があった1人が慌てて目を伏せることもありましたが、
こっちがそちらに目をやっても、
全然動じることなくしっかり目を開けている兄弟がいました。


祈りが終わり、
ホッと一息。
腰を下ろします。

B兄弟は自発奉仕ですぐに席を立ちました。

隣の寡黙なA兄弟とのお話タイムです。


「いやぁ、
 なかなか難しかったですね。
 あなたは全部理解できるんですか?」



「できますよ。」


「子供たちもよく聞いていて、
 あんな小さな子供たちも理解してるんですか?」



「えぇ理解できてます。
 できるようになるんです。」



「すごいですねぇ。
そうそう、
 最後のお話で、
 “奴隷” “奴隷”っていっぱい話に出てきましたけど、
 “奴隷”の言うことをきくみたいな話だったので、
 “奴隷”っていうのは、
 あそこにいる人たちのことですか?」

(言いながらステージを指差す。)


「いぇ違うんです。。。」


「じゃぁ誰ですか?」


「えっと、
 聖書とか、
 出版物とかを書いてくれている人たちがいるんですが、
 その人たちのことを指すんです。」



なんじゃ、
その説明は。

もう少し突っ込もうと話しかけた矢先、
後ろの席のおばちゃんが前にやってきました。

わぁ!
典型的なJW開拓者(たぶん)おばちゃんが目の前に!

待ってました!
こんなありがちな展開になるなんて!
祈って来た甲斐があったよ!
エホバありがとう!


「後ろから見ていたんですが、
 もしかして、
 初めていらした方ですか?」



「あ、
 はい。
 これを見て。」

(チラシを見せる。)


「まぁ~!!
 嬉しいわ!!
 本当に来てくださる方がいるんですね!
 私もその招待ビラを配った者の1人なんです。
 本当に嬉しいわ!!
 帰ったら会衆に報告しなくっちゃ!
 みんなも本当に励まされると思うわ!
 どちらからいらしたんですか?」



「○○市内です。」


「そうですか~!
 私も○○市内の□□から来てますの。
 ほら××(有名な観光名所)で有名なところですのよ、
 ご存知かしら。
 ○○市のどちらからいらしてるんですか?」



「○○です。」


「あらそうですか。
 じゃぁ○○の方にも、
 “会衆”といって、
 集まっているところがありますから、
 どうぞそちらにもいらして下さいね。
 ○○というと、
 どの駅で降りられるのかしら?」



このおばちゃん、
どこまでも干渉してきて、
個人情報を聞き出されそうな恐怖を感じます。

それに、
○○市○○に関するデータが少ないため、
このまま聞かれ続けるとボロが出ます。(笑)


「ぁの~、
 すみません、
 予定があるので帰らなければいけないんです。」



「あぁ、
 そうですか、
 ごめんなさいね。
 ではまた。」



 けっこうあっさり退散してくれました。

最後にA兄弟に、
聖書と歌の本を開いてくれたお礼を言って、
席を立ちました。


階段を下りながら、
左胸のポケットに、
ペンが。。。
A兄弟に返し忘れた!

予定があって帰らなければいけないと言って席を立ったので、
引き返すのもどうかなと思い、
出入り口前の最初にお世話になったインフォメーションカウンターへ行き、
ペンを渡すと共に、
ペンを返し忘れてしまった旨をお話しし、
お世話してくださったA兄弟にお礼を伝えて下さるように丁寧にお願いをして、
無事会場を後にしました。


駅へ向かう人の流れに乗りながら歩いていると、
携帯に着信が。

ちょっとドキッとしました。
誰かに見られたか???

なぁんだ、
かあちゃんだ。


「もしもし?」


「あ~、
 今さぁ、
 ○○の大会に来てるんだけど、
 帰りに☆☆☆でごはんたべようと思うんだけど、
 都合ついたら一緒に行く?」



のわぁにぃぃぃい!?


え?
ていうことは、
かぁちゃんが同じ会場にいたってことだよね!?


これ、
ネタの作り話とかじゃないですからね。
どうぞボクのリアルの知り合いの方は、
うちの両親に聞いてみて下さい。
(でも私服で大会参加したとは言わないでね。
 まぁ笑ってそれで終わるとは思うんだけどさ。)


母親が、
自分の地域の大会の日に体調を崩し、
両親そろって別の大会に行くことにしたんだそうな。


「今どこにいんの?」


「え?
 え?
 えっと、、、
 にいる。」



ぃや~ぁ。
この時が、
この日一番動揺しました。


「なにそれ。

 で、
 食べに行くの?
 行かないの?」



「あ、
 き、
 今日は無理だから、
 また今度誘って。」



「あっそう。
 ほんじゃね~。」


ツー。
ツー。
ツー。


ドキドキ。

なんなんだ。
こんなことってアリか。
ほんと人生ネタで生きてます。。。


ということで、
落ち付きの大会潜入記でした~。

皆様も、
もし機会がありましたら、
潜入をお楽しみ下さいね。


[おわり]
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by what-tower | 2007-09-15 01:14 | 地域大会潜入記